飲む糖は吸収が早い
タピオカドリンク、炭酸飲料、ジュースなどの液体糖分は、ほとんど消化を必要とせずに吸収され、血糖値が短時間で急上昇します。インスリン分泌も急激に変動し、膵臓に大きな負担をかけます。
砂糖量は食べるより多い
全糖のタピオカドリンク1杯には、しばしば50g以上(約10〜12杯分のティースプーン)の糖が含まれています。これは一度にキャンディを数個食べるよりも多い量です。糖が水に溶けているため、飲むときにそれほど甘く感じず、つい過剰摂取してしまいます。
満腹感がない
ケーキやクッキーなどの固形の甘い食品はある程度満腹感を与えますが、液体糖分はほとんど満腹感を与えず、むしろ余分なカロリーを摂りやすくなります。長期的には肥満や代謝疾患のリスクが高まります。
血糖値の変動と依存のサイクル
血糖値の急激な上下は脳の報酬系を刺激し、もう1杯飲みたくなります。こうして「飲めば飲むほど欲しくなる」サイクルが形成されます。
この危険を減らすための方法:
無糖または半糖で注文(茶葉が良質なら無糖のほうが香りが引き立つ)
ホットティーや水出し茶に置き換える
氷少なめまたは氷なし(氷を入れるとシロップ比率が上がる)
時々だけ飲み、日常的な水分補給源にはしない